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虫ん坊

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S.F.FancyFree


ストーリー紹介

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  • あなたは、「SF」と聞いて何を思い浮かべますか? ロボットや宇宙人はもちろん、「パラレルワールド」「異次元空間」なんていう言葉もご存じかとおもいます。
    今ではあまりにも一般的となってしまったこれらのSF的エッセンスも、50年前には全くといって良いほど、チンプンカンプンな専門用語でした。これらの難しい概念を、漫画や小説などのフィクションを通じて、日本人の頭に刷り込んだ人々こそ、手塚治虫をはじめとする初期SF漫画家・作家達だと言っても過言ではないでしょう! 手塚治虫も書いているとおり、当時は日本のSFにとってはまさに「黎明期」。パイオニアである彼らが切り拓いてくれたからこそ、私達はこれらの「常ならぬ世界」の概念をさほどの痛痒もなく取り込むことができるのです。
    『SFファンシーフリー』シリーズは、手塚治虫のSF作品の中でもひときわパイオニア的な作品です。『SFマガジン』という、SF専門誌に連載されたこともあり、ひとつバリバリの本格SFを分かりやすく面白く描いてやろう、という意気込みを感じさせます。
    この『そこに指が』も、あるSF的な概念をほぼそのままオチに使った作品です。
    とある街の住人が全員、誰かにじっと見られているような気がしている、それはなぜか? 目に見えないモンスターに監視されているのか? あるいは神の視線か? 住人はパニックに陥り、病院や教会は大混乱。いったいだれが見ているのか。あるいは単なる、集団妄想なのか…。
    実はオチは「しょーもない」ものなのですが、ふと、日常の認識に奇妙な揺らぎを与えてくれる心地よさはまさにSF。パイオニアだからこそ、本質を知り尽くした手塚治虫のSFのエッセンスを、実に手軽に楽しめる小品です。

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電子書籍

キャラクター


  • シリウス35番星人

    プロキシオン第5惑星人

    神父

    青年

    院長

    宇宙の幽霊

    SF作家

    関込家の男

    谷村六郎

    エミ

    艦長

    イリベッドラブ教授

    フモシア

    イワン・ペペルモコウィッチ・ガリバー

    ヒゲオヤジ

    農夫某

    阿部
         
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サブタイトル

  • 1 ゼンソクの男 1963/02 「SFマガジン」掲載

    ゼンソク持ちの貧しい男、関込(せきこみ)の前にタイムマシンが出現。彼は関込家代々の男が集まる家系会議に出席させられる。遺伝性のゼンソクに悩む関込家は、先祖に薬を飲ませてゼンソクの遺伝子を消そうと言う。

    2 うしろの正面 1963/04 「SFマガジン」掲載

    殴られた痛み、殺された苦しみさえ味わえる五感映画ですらもう観客を呼べない! そこで映画会社は『宇宙残酷物語』を企画。だが光速ロケットで出発した撮影隊はカペラ4番惑星で帰還不能となり、三十年が経過した・・・。

    3 炎症 1963/05 「SFマガジン」掲載

    とある農場にいくら食べても際限なくふえるコロッケが突如出現。それは無限に増殖を続けて都市に押し寄せ、ついに地球の表面を覆い尽くす。タイトルは、この爛灰蹈奪鵜瓩任呂覆核爆発による地球上の破壊を意味する。

    4 そこに指が 1963/06 「SFマガジン」掲載

    懺悔室を訪れる人はみな同じ悩みを神父に語った。誰かが私を見ている。私は監視されっぱなしだ、と。その世界の神父の目の前に、異様なものが出現。肉色で脂ぎって渦状の模様が刻まれたそのカタマリこそ、あなたの・・・。

    5 緑の果て 1963/07‐09 「SFマガジン」掲載

    19XX年、最終戦争で全滅した地球を脱出したロケットが、とある惑星に到達した。そこは植物のみで動物は存在しない世界だったが、なぜか突然地球型の電信柱が、そして乗員谷村六郎のかつての恋人エミが、出現する。 ゲスト 阿部/アセチレン・ランプ

    6 七日目 1963/10 「SFマガジン」掲載

    三幕の舞台劇。第一幕、科学者がドームの中に七日間で小世界を創造。最後に自分に似せたロボットを作る。第ニ幕、一幕のロボットが球形の小世界を作り中に創出した生命体から「造物主」と呼ばれる。そして第三幕は…。

    7 一寸の虫 1963/11 「SFマガジン」掲載

    ヒゲオヤジ宅に、戦争で爆発した星の宇宙人の幽霊が出現。迷って出る世界すら失い地球を探し当てたという。するとただでさえ人口増に悩む地球の幽霊たちはこれに反対し、ヒゲオヤジの家を闘争本部にしてしまう。 ゲスト ヒゲオヤジ

    8 ガリバー旅行記 1963/12、1964/02 「SFマガジン」掲載

    小惑星エロスで二十年間働いて帰還したイワン・ペペルモコウィッチ・ガリバーは、途方もない巨人と化していた。クジラニ、三匹を小魚のように串焼きにして食べる彼は、背中や足に広告文を書かせ、巨大な歩く看板となる。

    9 24時間前の男 1964/03 「SFマガジン」掲載

    国鉄事故にあったSF作家の前に、もうひとりの自分が出現。そいつはSF作家に二十四時間後の君だと名乗った。事故の衝撃で、今の時間と二十四時間後の、次元の異なる二つの世界がくっついてしまったと言うのだ。

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アニメ

  • この作品は、アニメ映像化されておりません。
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