EZweb、iモードで新しく始まった携帯電話サイト「手塚治虫+ez」、
「手塚治虫+i」。au、ドコモをお使いのみなさんは、もう見てくれましたか?
 前回は待受画像を紹介しましたが、今月は第2弾として、着ボイスの紹介です! アトム、ウラン、ブラック・ジャック、ピノコが活躍する楽しい着ボイスになっています。今回はそれぞれのキャラクターを担当された声優さんにインタビューしてきました!

←写真左より・ウランの声を担当されている丸山さん、アトムの声を担当されている津村さん。

★アトム&ウラン★

―― 着ボイスと普段のセリフの言い回しとの違いはありますか?
津村:今回の着ボイスは、原作よりの感じだったので、テンションをあまり上げないように
しました(笑)
丸山:コバルト兄さんもいたので、私も原作のイメージでやりました。
――初めて「コバルト兄さん」って言われたんですよね?
丸山:そうなんです。だから、「あれ? どう言えばいいんだろう」って思ってしまいました(笑)。

――作品を超えたかたちで、ブラック・ジャックやピノコとの掛け合いもありましたが、どうでしたか?
津村:(大塚)明夫さんとはお仕事で一緒になる事があるので、たまに「ブラック・ジャック先生!」と呼んでみたりするんですよ(笑)。アトムとしては、(SEGAの)ゲームでも一緒だったので、そんなに違和感なかったです。でもやっぱり嬉しかったですよ。
――ウランちゃんとしてブラック・ジャックや、ピノコとの掛け合いはどうですか?
丸山:まったく繋がりが今までなかったので、ちょっと違和感はありましたね。大人の男の人としゃべるっていうのが、
なかったので(笑)。
津村:お茶の水博士は大人の男じゃないの(笑)?
丸山:ああいう感じじゃないし(笑)
津村:大人の男として見てないんだ、お茶の水博士。 ひどーい(笑)!
丸山:そんなことない(笑)!

――お二人がやってみたい手塚キャラクターはありますか?
津村:あります! リボンの騎士。
丸山:リボンの騎士に出てくる、ライバル役、ヘケートが好きですね。小悪魔なところにちょっと憧れる。
――津村さんのサファイアは聞いてみたいですね。
津村:え、本当ですか?
丸山:すごく合いそう。
津村:でも、どうしても声が可愛くないので、女の子やると合わないんですよね。自分ですごく可愛くしてるつもりだったのに、「あれ?」 って思っちゃうくらい可愛くないんですよね。。。サファイアは男の子の面も持ってるから、できるかなぁ? と思ったりしてます(笑)

――最後に、手塚ファンに一言いただけますか?
津村:アニメにはない、レトロっぽいセリフがあって、ほのぼの系なので、それをぜひとも聞いていただきたいと思います。
丸山:苦労したところでもある、「コバルトにいさーん」を是非、聞いてほしいです!
コバルト兄さんはアニメでは出てこなかったんですけど、着ボイスの中には、いるので!
ブラック・ジャック先生とかピノコちゃんとの掛け合いも是非聞いて下さい。

★ブラック・ジャック★

――今回の着ボイスで気になったセリフはありました?
大塚:ええとね…。「プルルルル」ですね。これはいったいなんだろう? って思って(笑)。
――着ボイスはちょっと気恥ずかしいという方のために、「プルルルル」というのを、キャラクターで楽しんでいただこうと思っているのですが。
大塚:キャラクターっぽくなかったかな…。最初のはとりあえずキャラクターを踏まえてやったん
ですけど…。

――着ボイスと普段のセリフの言い回しとの違いはありますか?
大塚:ええ。普通のアニメだと、お話があって、順序通りに進んでいくので、我々も自然と話にのっていくんですが、ブツ切りでセリフだけあると、テンションがどのくらいのものなのか判断するのが、難しいところですかね。

――今回の新しいアニメシリーズに向けて、意気込みを。
大塚:「ブラック・ジャック」って、キャラ自体がすごく人気者なんで、「イメージが違うよ!」っていうことが極力ないように作っていきたいな、と思ってます。ブラック・ジャックの場合は、そこがプレッシャーなので。初めて(監督に)お目にかかったときに、ブラック・ジャックの声のイメージが、『自分の持っていたイメージを裏切らずにいてくれて、本当にうれしいです』みたいな話をして下さったことがあって、あぁよかった、というか。ほっとしたのがあったので、今回も頑張ります。
――最後にファンの方々に一言、いただけますか?
大塚:OVAとも違う、原作のブラック・ジャックファンの人たちの期待を裏切らないよう、細心の注意を払って、いい物に
したいと思っていますので、応援してください。

★ピノコ★

――収録を終えてのご感想は?
水谷:けっこうワード数も多かったので、これを使って頂ける方がやかましがらずに聞いていただければいいなあ、と思いますね。
――「プルルルル」は、今回、アトムやブラック・ジャックバージョンもあるのですが、やっていていかがでしたか?
水谷:ボイスのような、呼び出し音のような・・・。街中で急に「プユユユユ」とかって鳴ってたら、
面白いなと思いました。
――是非今回の「プユユユユ」を着ボイスに…。
水谷:そうですね。あまりにも自分のセリフだと、スタジオのロビーとかで鳴ったときに、「この人ナルシストかしら?」って思われるのは恥ずかしい…(笑)。でも、「プユユユユ」はぜひやってみようと思います(笑)。

――アトムやウランとの掛け合いはいかがでしたか?
水谷:何年か前に手塚治虫スペシャルで、お会いしたことはあるんですけれども、そのとき以上に掛け合いだったので、
うれしかったですね。ああ、アトムだ〜! って思っちゃいました(笑)。
――最後にアニメシリーズを心待ちにしているファンの方々へコメントをいただけますか?
水谷:原作だと、ピノコが出てる話と、出てない話とかいろいろあるんですけれど、今シリーズでは毎週必ず出る! と言う風に伺っております。ピノコファンの皆さんも是非是非、毎週毎週、必ず見て下さい! 見ないと、各家庭をアッチョンブリケキックで攻撃に行きます(笑)。応援お願いします!

  「手塚治虫+i」「手塚治虫+ez」では、インタビューの中でも出てきたアトム、ブラック・ジャック、ピノコの声で「プルルル」や、掛け合いも順番にUPしていきますので、お楽しみに!
 津村さん・丸山さん・大塚さん・水谷さん、楽しいお話をありがとうございました!